音楽・言語・学習で育む、社会で生きていく力
おとつむぎの療育は、音楽療育・言語療育・学習療育の3つが互いに連動する設計になっている。音楽療法士が担当する音楽療育では、音を通じて表現する力と人とのつながりを育み、言語聴覚士による発語訓練では話す力の土台を一段ずつ積み上げていく。学習療育は学校の宿題にとどまらず、タブレットや独自の学習システムを使った学びなおしにまで対応しており、子どもが学校生活で感じる困り感にも向き合う。専門職・外部アドバイザーの助言を継続的に取り入れながら、支援の質を更新し続けている。
1日の利用人数を10名ほどに絞った少人数体制が、個別療育を実質的なものにしている。マンツーマンや小グループでの支援が可能なため、子どもの課題だけでなく優れた特性を見つけ出す関わり方が自然とできる環境だ。壁一面の大型おえかきボードが象徴するように、自己表現できる空間が療育の土台として整えられている。
スタッフが動きやすい環境が、療育の質を底上げする
定時退社が基本で残業はほぼなく、完全週休2日・賞与年2回・昇給年1回という待遇は、この業界のなかでも整っている部類だ。資格手当・職能手当・処遇改善加算など各種手当も充実しており、頑張りが評価される仕組みが整えられている。服装自由・ネイルOK・備品支給という職場のオープンさは、「続けやすい」という感想として利用者家族からも聞こえてくる話だという。手書き記録から全てPCシステムへの移行も進んでおり、事務負担の軽減がスタッフの余裕につながっている。
「ここで働いて初めて、定時に帰れることが当たり前になった」という声は、求職者の間でも広まっているという。スタッフが安定して働ける環境が、子どもたちへの支援の安定につながるという考え方が、この施設の運営の根幹にある。
利他の心と世界福祉への貢献、施設の経営哲学
関わる全ての人を幸せにするため、利他の心で行動し世界福祉への貢献を追求するという理念が、おとつむぎの運営姿勢の核にある。障がいのある子どもたちが人を信頼し、人と愛せる心を育み、社会で自立して生きていける力を養うことが療育の目的として明確に示されている。「音や言葉をつむぎ、成長してほしい」という施設名の由来は、その願いをそのまま言葉にしたものだ。今が楽しければいいという考え方とは距離を置き、10年先を見通した関わり方を選ぶ姿勢が、スタッフの採用基準にも反映されている。
単に優しいだけでなく、時には厳しさをもって子どもと向き合える人材を求めているというスタンスは、この理念の裏返しでもある。子どもたちの成長と自立を本気で信じているからこそ、逃げない関わり方を選ぶ現場の文化がある。
豊平区・白石区の2拠点で、多職種の専門性を活かす
おとつむぎは豊平区美園と白石区南郷通の2施設を構えており、南郷店は地下鉄東西線南郷7丁目駅から徒歩約1分という立地だ。保育士・言語聴覚士・児童発達支援管理責任者・療育ドライバーと、採用職種が多く、音楽やピアノ経験者も積極的に受け入れている。正社員からパートまで雇用形態の選択肢があり、40代のスタッフや子育て世代、シングルマザー・ファーザーの方も多く在籍している。ブランクがある方向けの研修・フォロー体制も整備されており、復職のハードルが低い職場環境だ。
施設見学では実際の療育現場や職場の雰囲気を直接確認でき、面接前の疑問にも丁寧に対応しているという。求職者が安心して応募できる環境づくりにも、この施設の姿勢がにじんでいる。


