到着時の数値から、その日のメニューを決める
午前は9時、午後は14時に到着すると、まず血圧・体温・体重をはかるバイタルチェックが行われる。その日の体調を数値で確かめてから、プログラムに入れるかどうかをスタッフが見極める。続く準備体操で身体をほぐしたあと、体成分分析装置「InBody BWA2.0」で部位別の筋肉量や水分量を測り、身体の状態を細かくつかむ。こうして得た情報をもとに、午前10時・午後15時から始まる個別訓練の中身が、その人の生活目標に合わせて組み立てられる。柔道整復師・言語聴覚士・管理栄養士といった専門職が同じ数値を見ながら計画を立てるため、担当ごとに方針がばらつきにくい。
正直なところ、同じ時間割のなかでも一人ずつ内容が変わっていく設計は、集団で一律に進めるやり方とは手ざわりが違うと感じた。身体の状態が日によって揺れても、数値を見てから負荷を決めるため、その日に合ったペースで取り組める。午前9時30分・午後14時30分の準備体操で身体をほぐしてから訓練に入るので、動き出しに無理がかかりにくい。生活目標という軸があるぶん、訓練が単なる反復にならずに済んでいる。測定は通所のたびに繰り返されるので、筋肉量や水分量の変化を追いながら中身を見直していける。
ブログとコラムで、日々の取り組みや制度を伝える
施設では、プログラムの様子やスタッフの関わりをブログで発信している。口腔ケアやリハビリ、栄養管理といった各専門職の仕事ぶりが、写真とともに紹介されている。あわせてコラムでは、介護保険の仕組みや通所支援の使い方など、制度の基本から手続きの流れまでを扱っている。大分市片島や明野西といった地域名を挙げた記事もあり、身近な話題から制度に触れられる。通い始める前に施設の雰囲気や制度を知っておきたい人にとって、これらの発信が判断材料になる。言語聴覚士が毎日いることなど、現場の体制も記事から伝わってくる。パンフレットのダウンロードも用意され、手元で内容を確かめられる。
顔なじみの専門職に、その場で相談できる
歯科・整骨院・通所支援が同じ建物に揃うため、気になることを一か所で相談しやすい。柔道整復師・歯科衛生士・管理栄養士・言語聴覚士・看護師が普段から関わり、身体や口、食事の悩みを別々の場所へ持ち込まずに済む。機能面で気づきがあれば、必要に応じて歯科や整骨院での施術へそのままつなげられる。午前10時30分・午後15時30分からは口腔ケアや嚥下訓練、EMS施術、セラバンド体操、入浴が続き、半日のなかで身体と食べる力の両面に触れる。ギャラリーには施設内やプログラムの写真が並び、見学前に雰囲気を確かめておける。柔道整復師の施術から歯科衛生士の口腔ケア、管理栄養士の栄養面まで、必要な支援を一つの窓口でたどれる。
明野東の施設概要とアクセス
所在地は大分県大分市明野東2丁目33-17、旭町バス停から徒歩約1分の立地にある。運営は合同会社千寿で、送迎は施設から半径約5.5km圏内を目安に明野東周辺を運行している。サービス提供時間は午前9時から12時、午後14時から17時の2部制、営業時間は8時30分から17時30分となる。定休日は土曜・日曜・祝日、連絡先は電話097-594-2112、FAX097-594-2122である。プログラムを終えると、車両への乗り降りをスタッフが支えながら自宅まで送っている。


