やわらかな色合いでそろえた室内
教室に入ると、くすみパステル系のグリーンやピンク、クリーム色でまとめられた室内が迎えてくれます。強い色を避けた落ち着いた配色で、子どもが気持ちを乱さずに過ごせるよう考えられています。壁の一部にはチョークで自由に絵が描けるスペースがあり、描いては消す遊びの中で発想を形にできます。運動遊びや工作、季節の行事といった活動も、この空間を使って日々行われています。
「やってみたい」を起点にした療育の進め方
ヒトツナ日本橋馬喰町教室が軸に据えるのは、子ども一人ひとりの「やってみたい」という気持ちです。その思いを入り口に活動を広げ、豊かな感受性や表現力を伸ばす関わりを日々重ねます。大人が主導して課題を決めるより、子どもが自分から動ける場面を増やす進め方を中心に置いています。
正直なところ、子どもの意欲を出発点に置く設計は、支援に無理のない流れを生むと感じました。一人ひとりの個性を見つめ、成長の歩幅に合わせて関わり方を変えていきます。スタッフ間で子どもの様子を共有しながら、その日の状態に応じて柔軟に対応します。
二つのサービスで発達の段階を支える
児童発達支援では、未就学児を対象に遊びを通じて社会性を養い、基本的な生活習慣が身につくよう支えます。放課後等デイサービスでは、学校後の時間に宿題の手伝いや運動遊び、工作を取り入れ、ソーシャルスキルトレーニングで人との関わり方を学べるようにしています。対象は就学前から18歳までで、成長の各段階を一つの教室で支えられます。
定員は1日10名の少人数制で、個別療育と集団活動を組み合わせています。集団療育を中心にしつつ、一人ひとりの課題を数値でとらえ、環境を整えながら段階的に目標へ近づけます。子どもが主体となって取り組める活動を多く用意し、前向きな気持ちが積み重なるよう支えています。
専門職の支えと通いやすい立地
支援を支えるのが、毎月2度のグループ合同研修です。医師や理学療法士、作業療法士、言語聴覚士から直接学ぶ機会があり、現場の関わりに専門的な視点を取り込みます。本部のスーパーバイザーへチャットで相談できるほか、顧問の児童精神科医による年6回のスーパーバイズで支援の質を点検しています。
教室は中央区日本橋馬喰町の加富屋ビル2階にあり、JR総武線快速の馬喰町駅から徒歩約1分です。都営新宿線の馬喰横山駅や都営浅草線の東日本橋駅からも歩いて通え、見学は随時受け付けています。連絡先は電話03-6661-0885、代表は庭山美雪が務めます。

